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シーホース工房会員の「自然再生」「ものづくり」「表現創造」に関する日々の身近な記事を発信いたします。

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「竹林再生」「手作り楽器」「紙芝居劇団」シーホース工房へようこそ。

聴覚を視覚に。動きを視覚に。


五感を横断して交換する表現アートは紙芝居劇団に不可欠なアイテム。

音楽演奏情報MIDIから色彩へ、加速度センサー情報から色彩へ。

フルカラーLEDが放つ色光は1億色。

カメレオンボールはさらなる進化を遂げます。



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「竹林再生」「手作り楽器」「紙芝居劇団」シーホース工房の鞍持がお届けします。

HAPI DRUM(ハピドラム)ってご存じでしょうか。

まるで中華鍋や炊飯器をひっくり返したようなフォルムの胴体に

いくつものスリットが切ってある打楽器です。

このスリットに囲まれた部分を狙ってマレット(ばち)で叩くと

なんとも愛らしく澄んだ美しい音色が飛び出します。

この楽器の起源はおそらくスチールパンではないでしょうか。

トリニダードトバゴでうまれたスチールパンは、

経済的に貧しく西洋楽器を手にすることのできない現地の方々が

知恵を振り絞り、使用済みドラム缶を切断し、金属の膜を叩いて伸ばし

音階を奏でる打楽器を作ったとされています。

スチールパンとの違いは、音の部屋の区切り方です。

スチールパンにはスリットがなく、曲面を平らにつぶすことによってできる平面の輪郭によって打面を作るのに対し、ハピドラムはスリットに囲まれた領域によって打面を作っています。打面の面積によって音程が決定されるのは同じです。

ともに、金属特有の非整数倍音の共鳴による独特の響きがスピリチュアルな魅力を生み出すことから、ヒーリングミュージックに使用されることも多いです。

動画は、Dのピグミースケールと呼ばれるマイナー系の音階にチューニングされたハピドラムの即興演奏風景です。Amazon等ネット販売も豊富にあります。時間に余裕のある方はチャレンジされてはいかがでしょうか。

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更新日:2020年5月17日

いつもありがとうございます。


[自然再生×ものづくり×表現創造=シーホース工房]

鞍持がお届けします。


西洋楽器ではほとんど見られない竹の楽器。

一方では、日本、中国、東南アジアは竹楽器の宝庫です。

その多くは管楽器であるといってよいでしょう。


打楽器はどうでしょうか。

ベトナムの竹琴「トルン」、インドネシアのガムラン楽器「ジェゴグ」、

振って音を出す「アンクルン」。

いずれも素晴らしい響きのする楽器です。


そこでシーホース流に素朴な竹ドラムをひらめきのままに作ってみました。

名付けて「メロディー・ドラム」。


何がメロディーかといえば、

ドラムでありながら笛と似た構造をしており、

穴の抑え方によって4種類の音程を調節でき、

簡単なメロディーを奏でることができることです。


叩く場所は「節」の部分で、太鼓の膜に相当します。

さらにここには、音の抜け穴「サウンドホール」が設けられています。

乾いた歯切れのいい音がしますよ。

よろしければ動画をご覧になってください。




(注)動画で述べている「白楽のワークショップ」は、すでに終了した単発イベントでることをご了承ください。またあらためて企画いたします。


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