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  • 執筆者の写真Yuki Kuramochi

消えゆく団地の給水塔

いつもありがとうございます。

「竹林再生」「手作り楽器」「紙芝居劇団」シーホース工房の鞍持がお届けします。


団地が再度ブームになっていると聞きます。

高度経済成長のシンボルのひとつ、団地は当時誰もが憧れる存在でした。

私自身は幼少期にアパート住まいから戸建てへと移ったわけですが、

近所には比較的大きな団地があり、私の目にもカッコ良く映っていたものです。


ところが、時代はマンションブームになり、団地の住人は高齢化し、

いつしか団地は時代遅れの存在にさえなり果てました。

それに呼応するように団地に1つは存在する給水塔も老朽化し、

次々に撤去が進み、現在では非常に少なくなってしまいました。


給水塔はマニアックな人間から見れば非常に魅力的なオブジェです。

様々なフォルム、大きさ、色、テクスチャー、そして背景とのコントラストなど・・

とても個性さまざまなのです。

いろいろな団地を訪れるとき、給水塔にその団地のカラーを感じます。


団地周辺は豊かな環境と利便性に恵まれている場合が多く、

最近はリノベーションを施すことで生まれ変わっている団地も少なくありません。

団地ブームの再来はそのためなのでしょう。

どうせなら給水塔も復活してほしいと感じる今日この頃です。


団地に、給水塔に愛をこめて。この1曲を捧げます。

♪「孤高の給水塔」:作曲 鞍持勇紀







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