楽器作り&セッションによる「ことづくり」ストーリー
◇シーホース「ことづくり」の原点。
シーホース工房の「ものづくりワークショップ」は
2012年のカリンバ作りワークショップに端を発します。
中央林間手作りマルシェ。
たったひとつの手作りカリンバが何を起こせるのか。
5人のちびっ子たちが真剣に取り組んでくれました。
「ものづくり」は「ことづくり」。
シーホースのユニークな手作り楽器ワークショップは Fm yokohamaのラジオ番組"E-ne!~good for you~ Holiday School Special feat. Kids meet Jazz"の公開生放送出演の機会を得ました。40組の親子参加で満員御礼!カラーバケツを使った太鼓とクイーカ作りのワークショップ。完成した楽器を持って、ちびっ子たちはジャズビッグバンドとともにセッションを繰り広げ、大盛況でした。
◇オトナも楽しめるワークショップへ
シーホースの手作り楽器ワークショップの醍醐味は 、作って終わるのではなく演って(やって)終わること。腕利きのバンドマンと参加者とが一体になって音楽そのものを作り、音のアンサンブルを楽しむことも実現。オトナにも楽しめるワークショップを運営してまいります。
◇ディープで贅沢なワークショップへ
ジャズバーで楽器を作り、お酒を飲んでアンサンブル。
こんな贅沢なひと時を提供するワークショップがあってもいいじゃないか。真鍮パイプで作る金属倍音の響き。
バーボンを飲みながら金属倍音に癒される至福の時間。
白楽のライブバー"Bitches Brew"にて。曼荼楽房Vol.2
◇音楽フェスと一体化したワークショップへ
シーホースの楽器作りワークショップはいくつかの音楽祭にもデビューを果たしました。
横浜は大小いくつもの音楽イベントが毎年開催されていますが、
中でも最大級のホッチポッチミュージックフェスティバルはジャンル・国境、障がいのあるなしに関わらず、
すべての人が音楽を楽しめる街づくりを推進するフェスで、認定NPO法人アークシップが運営しています。
ホッチポッチミュージックフェスティバルほか、
TICAD(アフリカ開発会議)2019「楽しいアフリカを感じるコンサート」における
シーホースの太鼓作りワークショップは内外から一定の評価をいただきました。
これから始まる「ものづくり倶楽部」とは
◇Art & Scienceの融合形ワークショップへ
シーホースの表現創造は音楽の構成要素である「音」の成り立ちに踏み込みます。
音を感じるメカニズム。それは数学、物理学、情報工学、心理学の領域にまたがるものです。
その意味において音楽は科学との境界に位置する芸術分野であると考えられるのです。
シーホース工房のオリジナル楽器、演出装置開発はこの視点に立ち、
電子工学とソフトウェア技術を駆使したものとなっています。
これらの技術を盛り込んだ新たなものづくりワークショップとして
「ものづくり倶楽部」を計画中です。
◇「ものづくり倶楽部」の構想
昨今、日本における情報教育の取組みが賑わいを見せています。
小学生のカリキュラムにもプログラミングが導入されます。
ものづくりとプログラミングは、益々密接なものとなるでしょう。
そこで「ものづくり倶楽部」が構想する情報教育は、
音の出る仕組みと音の構築を掘り下げる知的探検です。
ワンボードコンピューターや自作回路を用いて
音の分析や構築の探検を通して
プログラミング言語、音響、無線、通信技術への関心を高め、
ものづくリストを育てる寺子屋を創ってまいります。