人工知能(AI)と人工生命(ALIFE)。
コンピュータが知能を作れるならば、コンピュータは生命を作れるのか。
そもそも生命とは何なのだ?
心、意思、魂、感情をコンピュータが作るって話かい?!
このへんの話は哲学や脳科学などもかかわってくる、
私には手に負えない深遠な問題と思うのですが、
人工生命という分野はかなり前から存在します。
コンピュータの中でアミノ酸が生成されるはずもないのですが、
生命らしき振る舞いを数式モデルで模倣し、コンピュータ上で走らせてみて、
何か予想を超えた別の側面が見えることを期待し、
芸術創造に活かせるかどうかを試みることもひとつの目的のようです。
もの好きな私は実際に
この分野の権威である東京大学の池上高志先生のワークショップを受講して
先生の著書も購入し、
サンプルプログラムのひとつ「Gray-Scott モデル」を実装して実際に走らせてみました。
誕生・拡散・分裂・融合・死滅が輪廻のように繰り返されていきます。
言語はPythonです。
ひとつのアルゴリズムから描き出されたCGは生命体のようであり、
また宇宙そのものに私には見えました。
そのCGアニメーションを紹介したいと思います。
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