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シーホース工房会員の「自然再生」「ものづくり」「表現創造」に関する日々の身近な記事を発信いたします。

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いつもありがとうございます。


[自然再生×ものづくり×表現創造=シーホース工房]

鞍持がお届けします。


西洋楽器ではほとんど見られない竹の楽器。

一方では、日本、中国、東南アジアは竹楽器の宝庫です。

その多くは管楽器であるといってよいでしょう。


打楽器はどうでしょうか。

ベトナムの竹琴「トルン」、インドネシアのガムラン楽器「ジェゴグ」、

振って音を出す「アンクルン」。

いずれも素晴らしい響きのする楽器です。


そこでシーホース流に素朴な竹ドラムをひらめきのままに作ってみました。

名付けて「メロディー・ドラム」。


何がメロディーかといえば、

ドラムでありながら笛と似た構造をしており、

穴の抑え方によって4種類の音程を調節でき、

簡単なメロディーを奏でることができることです。


叩く場所は「節」の部分で、太鼓の膜に相当します。

さらにここには、音の抜け穴「サウンドホール」が設けられています。

乾いた歯切れのいい音がしますよ。

よろしければ動画をご覧になってください。




(注)動画で述べている「白楽のワークショップ」は、すでに終了した単発イベントでることをご了承ください。またあらためて企画いたします。


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[自然再生×ものづくり×表現創造=シーホース工房]

鞍持がお届けします。


私たちのスマホにも車にも装備されているGPS(Global Positioning System)。

当たり前に使っているこのシステムが如何にすごいのか、おわかりでしょうか。

現在宇宙には測位衛星が95機、地球の全方向を取り囲むように周回しています。

その軌道の高さはなんと20200km。

地球半周分もの高さで地球の周りを12時間で1周するのです。

地球半径を6400kmとすると軌道1周の長さはL


L = (6400 + 20200) × 2 × 3.14 = 167048 [km]




したがって地球の自転を無視した場合に、地上から見える衛星の飛行速度Vは

V = 167048 ÷ 12 = 13920.666・・[km/h]

超絶なスピードですね。ジェット機の14倍くらいのスピードです。

まあ、実際には地球も赤道方向に時速1500kmくらいで自転をしているので場所によって相対速度はまちまちです。

本題はこれからです。こんなに遠距離かつ超高速で移動する衛星がどうやって豆粒ほどの私たちの位置を特定できるのか?知りたくないですか?

●まずは衛星から検体までの距離を求める。

①検体(例えば車)の位置を特定するには3機の衛星が必要です。車の受信機は3機の交信

 可能な衛星をサーチし、通信を確立します。

②受信機側で3機の衛星から受信したそれぞれの時刻データと現在の時刻との時間差を電波

 の速度(光速=300000km/秒)に掛ければ、車から3機のそれぞれの衛星までの距離が求まり

 ます。

●衛星と検体との間に仮想的な球体を設定する。 

 ①3つのそれぞれの衛星の位置を中心とし、上記の距離を半径とする3つの球体を描くと

  3つの交わる部分は円の方程式上の2点に絞られる。

 ②さらに第4の球体である地球を描けばその交点である車の位置が1点に特定される。

受信側のコンピュータではこのような幾何学計算と方程式を解く計算を瞬時にやってのけるのですね。私が遠隔セキュリティーシステムに使用しているワンボードコンピュータはSONY製の”Spresense”という非常にハイスペックなボードです。GPSを内蔵しており、

上記の計算をバリバリとこなしてさらに、Sigfoxという地上の広域無線にのせて基地局に

発信することに成功しています。

インターネットをはじめこのGPSや現在のハイテク技術は、軍事技術より生まれたものであることも知っておかなければなりません。



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人工知能(AI)と人工生命(ALIFE)。

コンピュータが知能を作れるならば、コンピュータは生命を作れるのか。

そもそも生命とは何なのだ?

心、意思、魂、感情をコンピュータが作るって話かい?!

このへんの話は哲学や脳科学などもかかわってくる、

私には手に負えない深遠な問題と思うのですが、

人工生命という分野はかなり前から存在します。


コンピュータの中でアミノ酸が生成されるはずもないのですが、

生命らしき振る舞いを数式モデルで模倣し、コンピュータ上で走らせてみて、

何か予想を超えた別の側面が見えることを期待し、

芸術創造に活かせるかどうかを試みることもひとつの目的のようです。

もの好きな私は実際に

この分野の権威である東京大学の池上高志先生のワークショップを受講して

先生の著書も購入し、

サンプルプログラムのひとつ「Gray-Scott モデル」を実装して実際に走らせてみました。

誕生・拡散・分裂・融合・死滅が輪廻のように繰り返されていきます。

言語はPythonです。


ひとつのアルゴリズムから描き出されたCGは生命体のようであり、

また宇宙そのものに私には見えました。

そのCGアニメーションを紹介したいと思います。




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